S様 木造密集地での全面改装〜建替ができない敷地〜
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構造計算を行い、模型を作ってチェック。建替えができないので地盤改良はできず。しかしべた基礎を打ち、配筋をし、しっかりとした基礎を完成させました。もちろん既存の柱を浮かせて再利用します。 |
<キッチン>梁型がある為、キッチン吊戸棚はあえて扉なしにし、スペースを最大活用しました。<お風呂>←施工前のコンクリートのお風呂を見てから見て下さい。念願のお風呂が新しく暖かくなりました。 |
3畳のお部屋は壁全面を収納とし、コンパクトにも使いやすく生活できるようにしました。 |
2階の居室から、屋根裏のロフトまでいくことができます。↑↑落下防止の手摺をつけました。手摺を取外しできるようにし、ベットなど大きいものを入れられるように工夫しました。窓を設置したので、ロフトが明るく自然光が差し込みます。 |
<建替えのできない敷地の全面改修 での 苦労した点> 出来るだけ既存の柱を使っての改修なので、模型を作って残す柱と新しく入れる柱の検討をしたり、ロフト型の屋根裏収納を作る為、密集しているご近隣のお宅に迷惑にならないように日影等の検討をしながら 屋根の形状を決めました。また、既存の天井の高さが2m10cm程と低く、耐震設計上、梁が以前よりも大きくなったので、 部分的に梁を見せて少しでも天井を高く取れるようにしました。天井は少し(数センチですが・・・)高くなりましたが、配線や 配管を通すのが一苦労でした。年末ギリギリに無事引き渡しをし、新年は新しいお家で迎えていただく事が出来ました。 床・壁・天井と全部に断熱材が入っているので、とても暖かいお家になったと喜んで頂けたようです。 |